#29 インドネシア語、おすすめだよ!

「壁の向こうには…海があって 海の向こうには 自由がある ずっとそう信じていた…」
(『進撃の巨人』諫山創 )
カザフスタンへ渡る前は、インドネシアの大学で2年間、日本語を教えていた。
バリ島は南国のリゾート地としても有名だし、首都ジャカルタの名も知っている人は多かろう。
国土は、日本の5倍で、ジャワ、スマトラ、スラウェシ、カリマンタンなどの島がある。
人口は、2億6〜 7千万人くらい。だけど、現地の人曰く「それは登録されている人だけ(笑)」
民族は、ジャワ人が5割?スンダ人2割?他、様々。だが、ごく少数の中華系が経済を握る。
気候は、常夏で雨季と乾季があり、雨季は毎年どこかでひどい洪水が起こる。
宗教は、イスラム教が9割?イスラム教国とまでは言えないが、ほぼそれに近い。
通貨は、1万ルピアが100円程度かな?当時フードコート程度なら2万ルピアでお釣りが来た。
当時は、インドネシアに関する情報がとても少なく、赴任前は不安だった。
国として安定し始めて10年経つか経たないかだったので、当然、ネットで得られる情報は少なかった。
情報を求めて本屋へ行っても、情報が得られなかったという、そんな時代だった。
そう思うと、日本人にとってインドネシアはかなり身近な国になったなあと感じるこのごろ。
公用語であるインドネシア語は、国内のいろいろな言語をミックスして作った人工言語だ。
現地民族のマレー語やジャワ語、旧支配国であったオランダ語、イスラム教のアラビア語などから。
文字はラテン文字であるABCで、音が「あいうえお」ベースだから、ローマ字読みでほぼいける。
発音も日本人にとっては簡単。巻き舌のRが難しいかもだが、まあできなくてもOK。
文法も簡単。活用などがなく並べるだけでOKだから、英語を勉強したことがあれば簡単。
赴任前の約半年前から学習スタート。独学で3ヶ月、派遣元の事前研修で1ヶ月半程度かな。
国に関する情報は少なかったが、語学テキストは割とあったので、赴任前に独学。
文法書は何を買ったか記憶がないが、以下の本をを買ったことを覚えている。
・『インドネシア語スピーキング』ホラス由美子、三修社
はっきり言って、文法は語順の並びの理解だけ。あとはリスニング処理訓練だけでいけた。
毎日せっせと単語を覚えて、毎日リスニングをしてリズムを体に染み込ませていく。
渡航前研修時期にはもう初級文法の知識はあったから、文作でアウトプット能力を上げる訓練。
すると、渡航後には、旅行会話程度、場面必然性のあるような情報交換はこなせていた。
実は、インドネシアに渡る前はタイにいたのだが、タイ語は本当に大変だった。
タイ語は、文法は簡単だが文字読みルールと発音体系の理解が難しく、聞く話すが大変。
インドネシア語は超簡単。言語の特徴の違いによって、ここまで難易度に差があるのは驚いた。
日本人は、英語や外国人にコンプレックスがあって、外国語というものに抵抗感があると思う。
そこで、もし少しでもインドネシアに興味があれば、インドネシア語を勉強してみてほしい。
「あ、日本人でも外国語って身につくんだ!」というのを実感できるから。
そんな簡単な言語だけど、やはり私は3級止まり。原因は人見知りと耳処理能力の低さから。
人付き合いが苦手な上に、聞いてわからない場面が多いと、余計に人と話すのを避けてしまう。
避けて通れなければ乗り越えられるのかもしれないが、日本語教師には職場に逃げ道がある。
職場の同僚との会話は日本語で行われる。何しろ日本語を話す人間として招聘されているので。
ロシア語も3級、インドネシア語も3級。タイ語は試験に落ちたがほぼ3級。次はタイ語の話。


