#33 授業中に眠っている学生は?

「エレン、聞こえるか?しっかりしろ!!ここから出なきゃ、ぼくらみんな死ぬぞ!!
巨人の体になんて負けるな!!」(『進撃の巨人』諫山創 )
日本語学校の多人数教室前提の話ですが、授業中に眠っている学生、どうしていますか?
起こしますか?放置ですか?それとも、何かしら他の良い方法がありますか?
学校の方針というものがあるのなら、それに従わざるを得ないとは思いますが、
「教師に丸投げしてるくせに、問題があったら「なぜ起こさなかった?」と言う学校」
という、私が今までのキャリアで一番多く経験した環境であった場合、どうしますか。
そうなると、もう開き直って、自分が考えて一番最良と思う方法をとるしかない。
ある先生は、何度も何度も学生を起こして、授業後、その怒りを教務室でぶちまける。
ある先生は、起こしたフリだけして、「起こしたんですけど、起きない」作戦で乗り切る。
けれど、やはり、学生に対する対応が先生によってが違うというのは、良くないと思う。
正直言うと、私は、眠りたいなら眠ればいいとは思うが、程度モノだとは思う。
例えば、枕とか用意して、教室に眠りに来たような学生は、許せない。
例えば、体の具合が悪いとかで睡魔に負けてしまう程度なら、5分〜10分眠っていいと思う。
人間だから眠くもなるだろうし、眠ってパフォーマンスが上がるなら、むしろいいと思う。
大切なのは、教室内の秩序を保つことだと思う。
学生への対応が先生によって違うと教室の秩序が保てないという意味では、望ましくない。
「少し眠らせてもらえれば、あとは勉強に集中する」というコンセンサスがあれば良いと思う。
けれど、それが頻繁に起こるようであれば、教師からではなく、学校から指導を受ける。
もちろん、教師の仕事は教えること。だが、集団を束ねる役割は負わざるを得ないだろう。
私は「教室」を「都市」と考え、次のように考えることにしている。
教師は市長。市民が安心して教育を受けられるうように、秩序を保つ監督責任をもっている。
だから、「学生は金を払っている客」ではなく、教育を受けるための税を納めた市民だ。
税を納めている者は行政サービスを受ける権利は当然あるが、それ以上の要求は通らない。
都市を混乱に陥れるような行為は、市によって指導、悪質であれば国外退去となって当然。
「学生はお客様」と考える経営者や教務主任の元で働く気にはなれない。


